デトロイトアゲート
メノウのような美しい色の層。
こちらは、アメリカ・デトロイトの自動車工場で生まれた人工の鉱物です。
その昔、自動車は手作業で塗装されていました。
作業中に現場のあちこちに飛散したエナメル塗料は、年月を経るごとに何層にも重なり、岩のように厚くなります。
エナメル塗料を剥がして磨いてみると美しい模様が現れ、その模様がまるでメノウのようであることから「デトロイトアゲート」という名がつけられました。
デトロイトアゲートの多彩な色は、その当時生産された自動車の色そのものです。
現在は塗装作業が機械化され、過剰な塗装が行われなくなった事から、新たなデトロイトアゲートが生み出されることは無いと考えられています。
アメリカの自動車産業を物語る上で、歴史的にも価値の高い資料です。
デトロイトアゲートの詳細については
こちらもご参照ください。
■産地
Detroit Michigan, USA
■サイズ
[1]W44mm × D11mm × H33mm / 9.9g
[2]W37mm × D10mm × H22mm / 6.6g
[3]W54mm × D9mm × H27mm / 8.0g
[4]W45mm × D11mm × H32mm / 9.8g
[5]W44mm × D13mm × H27mm / 6.6g
[6]W48mm × D19mm × H28mm / 16.5g
[7]W40mm × D13mm × H28mm / 12.2g
[8]W47mm × D19mm × H20mm / 14.9g
[9]W41mm × D13mm × H30mm / 10.6g
[10]W40mm × D15mm × H27mm / 13.5g
[大-1]W72mm × D18mm × H31mm / 39.5g
[大-2]W68mm × D22mm × H43mm / 44.6g
[大-3]W46mm × D21mm × H31mm / 21.0g
■ご注意点
・鑑別書は付属しません。
・塗料特有のにおいを感じる場合がございます。においに敏感な方は、十分にご注意ください。