カラフルなブライドウェルストーン
カラフルなブライドウェルストーン

ブライドウェルストーンという美しい石をご存知ですか?
石や鉱物がお好きな方でも、この石を知っている人はごく僅かではないでしょうか。
それもそのはず、この石はアメリカ・ケンタッキー州にお住まいのブライドウェルさんという方が作った人工石なのです。

打ち上げ花火のようなブライドウェルストーンの結晶
打ち上げ花火のようなブライドウェルストーンの結晶

ブライドウェルストーンは、色鮮やかな色彩と、石の中に現れる繊維状の結晶が最大の特徴です。
ブライドウェルストーンが作り出す景色は、雪の結晶や、タンポポの綿毛、打ち上げ花火のようにも見えます。
さて、この結晶の正体は一体何なのでしょうか?

結晶釉の器
結晶釉の器

ブライドウェルストーン制作のヒントになったのは、「結晶釉」という、陶芸で使われる釉薬の一種でした。
この釉薬は、器の表面に花のような結晶を作ります。
もともと陶芸家だったブライドウェルさんは、この結晶釉に興味を持ち、たくさんの陶芸作品を制作されていました。
その中でこの結晶を大きく美しく成長させる技法を開発し、ブライドウェルストーンを生み出したのです。

手に取ったブライドウェルストーン
手に取ったブライドウェルストーン

ブライドウェルストーンは主に「石英」と「亜鉛」でできています。
石英はガラスの主成分になる材料です。
ブライドウェルストーンは、石英に様々な材料を加えて、カラフルな色を出しています。
そして石の中に閉じ込められた、花のような結晶の主成分が亜鉛です。
ブライドウェルストーンはこれらの材料を混ぜ、窯の中で焼いて作られます。
窯の中でドロドロに溶けた材料を、ゆっくり時間を掛けて冷却すると、この花のような結晶が成長し、ブライドウェルストーンができるのです。
ブライドウェルさんに伺ったところ、1つのブライドウェルストーンを制作するのに、2-3週間もの時間がかかるのだとか。

バイカラーのブライドウェルストーン
バイカラーのブライドウェルストーン

人工と言ってもどんな結晶に育つかは、できあがってからでないと分かりません。
結晶が作られる条件を人が整えることはできますが、すべてをコントロールできるものではないのです。
自然の石と同じように2つと同じものがないブライドウェルストーン。
ウサギノネドコ京都店でお取り扱いしておりますので、ぜひお気に入りのものを探してみてください。

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