植物界で世界最大の種を持つ、オオミヤシの種。
ついに、ついに入手してしまいましたよ!

世界中の珍品を集める「不思議屋さん」の威信にかけて
(そんなものあるのかw)入手した逸品です。

でかいです!そして重いです!
(6kgくらいあるでしょうか?ちゃんと計ります!)

念のため、これ「果実」じゃなくて、「種」です。

信じられますか?つまり果実は
もっと大きいということなんですが…。

世界最大の卵であるダチョウの卵と比べるとこうです。

うーん…。ますますスケール感を分からなくさせている気もw

とにかくこの種は珍品中の珍品です。

インド洋に浮かぶ、115の島々からなる「セイシェル共和国」の、
その中のさらにプララン島でしか生息しない植物の種なのです。

重すぎて、遠くに散布されないんでしょうね。

かつては世界中のハンターがこぞってこの種を探しに来たようですが、
今はセイシェル共和国により厳重に輸出制限されています。

BBCのサイトによると、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃の
ご結婚の際にプレゼントとして渡されたようです。

Royal honeymooners’ ‘erotic’ Seychelles souvenir

この造形から、上記のサイトでは
「erotically shaped “love nuts”」なんて
言われていますが、これをプレゼントであげるというのは、

何というか、色々意味がこもっちゃうというか…w

ちなみに合わせて入手したセイシェルのガイドブックに
載っていた画像によると、こんな感じで発芽するようです。

ギャ、ギャーーーーーーーーーーー

な、なんか怖い!!!!

 

と、とにかくこの種は、その大きさ、魅惑的な造形、謎めいた生態から、
古くから色んな伝説があるようです。

かつてアダムとイブが暮らした「エデンの園」だったとかね。
(プララン島は本当に楽園のような美しさのようですが)

参考:NHK世界遺産

まぁ、とにもかくにも、これだけを見に、
ウサギノネドコに来る価値があるんじゃないかなぁ。

お時間のある方、是非いらしてくださーい。